児島慎太郎について
About Kojima Shintaro
Q. 制作活動について教えてください。
私が絵を描く中で大切にしているのは、「まだ名前のついていない風景」を見つけることです。
旅先で出会う街並みや自然、人々の営みは、いつも私に新しい発見を与えてくれます。
しかし、私が描きたいのは風景そのものではありません。
その場所で感じた光や空気、人との出会いによって生まれた感情や記憶を、絵画として表現したいと考えています。
異なる文化や価値観に触れるたびに、自分の中の固定観念が少しずつほどけ、世界の見え方が変わっていきます。
その変化こそが私の創作の原動力です。
作品をご覧になる方それぞれが、自身の記憶や感情と重ね合わせながら、新しい景色や可能性を感じていただけたら嬉しく思います。
Q. 慎太郎先生にとって「旅」とは?
私が旅を続けるのは、新しい風景を見るためだけではありません。
慣れ親しんだ環境の中で築かれた価値観は、ときに自分自身の可能性を狭めてしまうことがあります。
私は異なる文化や風土、人々との出会いを通じて、自分の内側にある境界を越えたいと考えています。
旅先での驚きや戸惑いは、それまで当たり前だと思っていた世界の見え方を変えてくれます。
その体験の積み重ねが、私の創作の原動力になっています。
旅とは、未知の土地へ向かう行為であると同時に、まだ知らない自分自身と出会うための行為でもあります。
これからも旅を続け、新たな発見や可能性を大切にしながら、その中で生まれた感情や記憶を作品として表現していきたいと思っています。